寒い冬の中のマッチ売りの少女。そして暖かな心と心の出会い。1,500字ほどとは思えない内容です。リーダビリティも素晴らしい。ぜひ。ご一読を。
悲しき結末を迎えた、童話『マッチ売りの少女』。もしも彼女が幸せになれたら、なんて想像をしたことはありませんか?そんなもしもを叶える、マッチの火よりもずっと暖かいお話です。
誰もが知っている童話、マッチ売りの少女。悲しい結末を迎えたお話ですけど、もしも誰かが少女に手を差し伸べてくれていたら、違った結末を迎えていた事でしょう。優しさにと温かさに包まれたお話。自分は原作よりも、こっちの方が好きになりました。
寒さに倒れた、マッチ売りの少女、彼女を救ったのは……シンプルな物語筋ながら、強く心に残るメッセージを感じられます。登場人物たちのような行為をできるかどうか、私たちに問いただされているような読後感です。
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