読み進めて行く中で、あれ?ジャンル間違えてる?と思ったしまう様な場面が。
余計な人物描写は敢えてせず、地の文、セリフ、行動、そして登録名でどの様な人かしっかりと伝わってきます。
そして何より読み始めた1行目から思ったのは『綺麗な文章だなぁ』という事。
下手に気取る事なく、素直に綴られる文章がスッと入ってくるのがとても心地よく感じました。
不在着信5件から始まる綿密に張り巡らされた伏線を辿って行くと、最後に辿り着く真相。
ストーリーの長さに反比例し、凄く満足感のあるお話でした。
ありがとうございます!