不在着信、少女、健気な主人公の性格とハラハラさせる要素を集めておいて、意外性のあるオチ。読者を怖がらせることも感動させることもできる作者だからこその作品。
この結末は必然――
ホラーのようなミステリーのような…と思う出だしから、最後はほのぼの幸せな気持ちになれました。店員さん、黒幕かと思ってごめんね。
今日はお姉ちゃんの誕生日。昨日喧嘩してしまったけれど、プレゼントを渡して謝ろう。そんな彼女は、プレゼントを買った後に五つの不在着信が来ていたことに気づく。留守電に残った言葉を再生すると、どうやら姉の…続きを読む
冒頭から作品への引き込み方がとてもうまく、飽きずに読み進めることができました。1点、全容を把握するのに何度か読み直さなくてはならなかったため、地の文を3人称視点にしたり、登場人物の一連の行動をまと…続きを読む
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