誘うコーハイちゃん、弾けるマナちゃん、行け行けリオルガー。シショーは。

 リオルガー、その者は、彷徨える物語りを、あるべき姿に導きし者。
 誘うコーハイちゃん、弾けるマナちゃん、行け行けリオルガー。
 素敵なお話しを、あなたに。
 あっ、シショーも恰好いい、・・・時があります。

 物語修復機構は、文字数やお話しの数を見ると、長編で読むのを躊躇う人
がいるかもしれません、しかし、それは違うのです。(多分)
 私が読んだ限り、各篇毎に完結していて、各篇から読む事が出来ます。
 又、各篇によって、そのタッチが変わります。

 各篇 紹介
  シューベルト 『魔王』 篇           01話

   パロディを前面に出したプロローグ。


  『旧約聖書』 ノアの方舟 篇          01~34話

   多くの人が知っているノアの方舟。
   パロディとメタ発言で進む、愉快な進行。


  『ギルガメッシュ叙事詩』 洪水物語 篇     35~40話

   ノアの方舟篇から引き継がれますが、独立して読めます。
   叙事詩に相応しいく、荒れ野にすっくと立ちはだかる男
   の姿が、荘重に重厚に表現されています。 (凄く恰好いい)


  梶井基次郎 『檸檬』 篇            01~10話

   重い雰囲気の、灰色の背景から始まり、お話が進む毎に
   色が付いて行き、ついには摩訶不思議でパステルチックな
   背景を連想させる文章になっています。


  『古事記』 ヤマタノオロチ 篇         01~連載中

   こちらは今連載中で、どの様になるか、楽しみなお話です。


  物語修復機構 『日本書紀』 ツクヨミ 篇   1話完結

   こちらは、独立して書かれた物語で、短編です。
   題材は、日本神話のツクヨミ(月読尊)とウケモチ(保食神)。
   神々の不思議さを、ニヤニヤ笑えるお話しになっています。
   物語修復機構の雰囲気を、まず知りたいと言う方は、
   こちらを読んで見てはいかがでしょう。


 興味を持てる所から、読んで見て下さい。

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物語修復機構

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