少年の心を開き、育む魔法

魔女アネモイは深い森の奥でひとりで暮らしている。
ある日、怪我をした豪商の息子セリム少年を助け、しばらくふたりで暮らすことに……。

優しくて賢い魔女アネモイを、わたしは魔女というより「賢者」のような崇高な存在に感じました。
最後、恐ろしい魔女としてではなく、ひとりの人間として彼女が過ごせたこと、彼女がそれを喜んだことを、わたしも嬉しく思いました。

ちょっと涙が滲んでしまう、心が芯から温まるお話をありがとうございました!