雰囲気で読ませる物語ですね。味わいのある設定と渋いキャラ、少し物憂げな会話と静かに流れる時間。欲を言うと、もうちょっと細部にこだわって情感を醸し出せるとよくなった気がします。
物書きです。『大正地獄浪漫』(星海社)、『天才ハッカー安部響子と五分間の相棒』(集英社)、『原発サイバートラップ』(原書房/集英社)、『御社のデータが流出して…
もっと見る