一羽のカラスと男の子の階段をめぐるお話。

階段上を愛する一羽のカラス「ショーペンハウアー」と、階段上を愛する1人の男の子「ただし」くんとの物語。
普通の人には、ただの黒々としたカラス。
但し、ただし君ににかかっては、一人の女の子のように、カラスも見分けてしまう。
階段上をきっかけに、優しく温かく、良きライバルのように繰り広げられるただし君とショーペンハウアーとの物語が面白いです。
小学校の教科書に採用して欲しいなと思う作品です。

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