異世界転生を知るならこの小説です!
- ★★★ Excellent!!!
異世界転生、異世界転移。
SF業界では1900年代前半からあったこの題材が、近年、形を大きく変えて日本の文化となったのはいうまでもない。
ましてやここ数年「転生したらスライム」などは数年前のエンターテイメント全体の売上高でワンピースなどを抜き、トップになるほど、今は異世界転生物が主流になりつつある。
だがあまりにもありすぎて何から手を付けたらいいか。また異世界転生の流れに乗れない、少年少女が主人公というのもわからない。
そういった意見がある人に、本作はおすすめです。
主人公は中年のおじさん。舞台は公民館。異世界転生したらどうする、というテーマでサークル活動を始める。
ここで異世界転生について色々と説明があるのは、非常に親切です。
本作は入門小説、異世界物の取扱説明書とも言える、素晴らしい小説だと思います。
いろんな方に読んでいただきたい。