Gift of Nightmare【EP1】

作者 野良・犬

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★★★ Excellent!!!

転生物というと、異世界に飛ばされてそこで巻き込まれるか、あるいは主人公が馴染んでいく、現実世界での知恵が万能になる。

そういう世界観が王道とするのだけれど、どこかしら現実というものが置いてきぼりにされがちになる。

本作はその点で現実世界が隣にある感覚で読めるので、異世界転生物というよりも現代小説を読んでいる気分で読めました。

★★ Very Good!!

 この物語は、異世界へ転生、もしくは転移になるのでしょうか?

 そう疑問符を付けてしまうほ程、この物語の世界はとても曖昧で、「夢を見られる」という作中での説明の通り、幻想的な雰囲気を持っています。

 本当に夢なのか、それとももう一つの現実なのかは明かされず、明かされないからこそ話に入り込むと、事故に遭った主人公がいた世界も、もう一つの世界にいる人が見ている夢なのではないか、と思えてきます。

 転移か転生かも、現実なのかも明かさないからこそ、作れる物語です。

 そしてじっくり読むからこそ分かる点がある気がします。私は序盤に出てきた「ただ気持ちとは裏腹に気恥ずかしさが先に立って」という一言で、この物語のリアルさを感じました。

 主人公は、斜めにものを見て、達観している浮世離れした人物ではなく、大学生なのだと分かったからです。

 そのたった一言がもたらしてくれた確かな事が、他の部分を持つ幻想的な雰囲気を色濃くしてくれたようん気がしました。

 10万字を超える長い物語ですが、長いからこそ読める、感じられる美しさがあります。

★★★ Excellent!!!

書き方もありますが、ネット小説というより読んでいた感じは本の小説を読んでいるようでした!
もしですが、読みやすさを追求されるようでしたら会話文への切り替わり時に改行することをオススメします!
あととても小さい事なのですが「」の終わりは。は付けなくてもいいかなーと…
これは個人の意見なので作者様のこだわりを優先させてくださいね!
内容はこだわりが感じれるとても深い作品でした
ありふれた設定に飽きた人にオススメしたい作品ですね
まだ2.3とあるので読ませていただきます!