雄しべ達の絡まり

あらすじ／美術大学の講師、徹は実は売れっ子の扇情小説家。彼にはいつも仕事で使っているカフェがあるが、実はそこのウェイター、北原が目当てで通い詰めている。ある日ネコが死んだといって号泣する北原を見る。徹は今まで決して感情を表に出すことのなかった彼の涙に驚く。北原を慰める徹は、遂に彼に近付くチャンスをつかむ。しかしネコが死んだことを利用して彼に近付くことに罪悪感を覚え、しかし諦めることもできない。二人は清純なデートから始めることに。