ポストアポカリプスでは当然ゴブリンだって銃を使うし、ジープにも乗る

現代と地続きな終末後。
舐められたら負けの頽廃的な世界で暴力を売って暮らす主人公が、銃と魔法で殺し合ったり、口と態度で煽り合ったりする話。

呪印の装甲があるから銃は一撃必殺の武器ではなく、魔法も何だか油臭い。
わくわくする世界観だ。

ルート次第でうっかりメインキャラでも死にそうな殺伐感を、頽廃ジョークで楽しく笑える物にしてしまう筆致が、この物語を上質のエンターテイメントに仕上げている。

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