プログラミングで世界を救え!

この物語は異世界転移ものであり、VRであり、SFでもあります。あと可愛い女の子がたくさん登場します。
要素がかなり詰め込まれたエンタメ小説ですので、どれか一つでも好きだと思えるものがあるのなら、ぜひ読んでいただきたいです。

また、設定がかなり作りこまれているので、異世界物を書きたい、或いはSFを書きたいと思っている書き手側の人にもお勧めしたい作品です。

読み進めていくと次第に、その世界が本当にあるのではないかと錯覚し、ここで起きている問題を他人事のようには感じられなくなります。なんたって可愛い女の子がたくさん出てくるわけですから、助けたくなるわけですね。
また魔術発動に対しての構造が明確になっており、
「もしかして私もプログラミングを勉強すれば、魔術を使えるようになるのではないか」
と、そう錯覚してしまいます。そしてこの錯覚こそが、フィクションの醍醐味だと私は思います。

さらに作中で語られる「認識」の概念をお借りして言うのならば、この「錯覚が現実でないこと」の証明はできないわけです。
だとすればこの世界は本当にあるのかも知れない。
しかし認識した人間でなければ、この世界の存在を認めることはできない。
ならば、あなたもこの世界に入って魔術を会得し、世界を救ってみませんか?

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