「神は細部に宿る」を体現した少女の恋の小品

短編で細部を書くのは紙数の関係で難しいのですけど、「片耳の欠けた白猫」とか、爪の描写とかをちょいちょい入れてあって、それが隠し味のように作品の雰囲気を作っています。
雰囲気もいいし、物語もいいし、ほんとにいいもの読んだって感じです。

近況ノートでも紹介させていただきました。
https://kakuyomu.jp/users/K_Ichida/news/1177354054887984329