生々しい感情を振り撒くキャラクターが好きです。 キャラクターが、自分の意志よりお話の都合を優先して動いてる、話していると感じると冷めてしまう。 普段、ストーリ…
滑らかな起承転結は、読み進める人の手を次へ次へと誘い、爽快な読了感を演出してくれる。 言ってしまえば使い古された「メリーさん」という題材は、お洒落な味付けでがらりとその姿を変え、独特の雰…続きを読む
都市伝説。皆さんも色々ご存知でしょう。口裂け女、テケテケさん、トイレの花子さん……は怪談か?メリーさんも、その中で負けず劣らずの有名伝説。これらの都市伝説には、なんというか、テンプレの形…続きを読む
「私、メリーさん、今○○にいるの」切れた電話線の向こうから、今夜も彼女の声が聞こえる。沖縄から始まるメリーさんの旅物語。ラジオDJのように朗らかに語られる観光案内。けれど彼女の行く先々を、別…続きを読む
読み始めから、最後へ。ここまで色を変える小説も珍しい。しかも、短編ときた。 ある男性のもとへ、かかって来た一本の電話。相手は『あの』メリーさん。日本人なら知らぬ人もいないのでは、と言うほどの、有…続きを読む
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