途中からもう涙が止まりません。なんて優しい時間。烏滸がましくてここには何も書けません。それくらい素敵なお話。サクッと読めちゃうから読んで。読み始めて1分後には泣けるから。3回読んでも3回泣けるから。
【書籍化作品】 ・『いちいち癇に障るんですけどっ!』KADOKAWAビーズログ文庫 https://kakuyomu.jp/publication/entry…
レビューがネタバレになるのはどうかと思うので、できるだけ内容に触れないように書かせていただく。ともかくこの小説は「やわらかさ」にあふれている。童話のようだ、という感想が多くあるのも納得できる。文…続きを読む
ストーリーも優しくてすてきでしたが、言葉のチョイスや表現がとてもやわらかく、優しげで、改行の間もとても心地よく……読み手の想像を膨らませる、美しい童話でした。
当初はありがちな男女の出会いを描いたと思われた本作品。その予想は見事に裏切られた。美しい光景の中。再び彼らが巡り合うことを祝福する。――――怪物なんてどこにもいない。
「人」とは、何を指すのか。本が読めて、自分たちの存在を見て確認しあえて、単純な『仲良し』ができたら、「人」なのか。じゃあ、「そうじゃない」者たちのことは何と呼べばいいというのか。異物?外れ…続きを読む
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