それはまちがいなく幸せな出会いだった

おなじ年ごろの友人がいないことを少し寂しく思っていた若いカラスの妖怪・木葉は、ある夏祭りの日ひとりの少女と出会う――。

こちらは『妖しいアイツが見えなくなるまで【再編集版】』の、木葉と志保。二人の出会いを木葉視点で描いたお話です。

ただただ、二人がひたすらかわいくて、あたたかくて、幸せな日々の『はじまり』を感じさせてくれます。

読了済の身には、なんかもう……いろいろこみ上げてきてたまりませんが、でもだからこそ、何度でも本編を読み返したくなる。そして未読の方はきっとこの先を読みたくなる。

二人の『出会い』を――ぜひ。

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