絶望、渇望、自己嫌悪の日々に見つけた一条の光

冒頭から数話、戦争でのトラウマ体験に多くのページが割かれているため、主人公の心が歪んでいく様子と、いまも残っている傷に、非常にリアリティがあります。
それゆえ、ヒロインに急速に心の癒しを求める感じが、切実です。
読み進めるごとに、プロローグにある主人公の絶望が心配になってきます。
どうなっていくのか、続きをお待ちしています。

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