精霊の騎士〈Ⅰ〉災禍の炎

作者 河上 憬柊

いつの間にか引き込まれる、風情豊かなファンタジー!

  • ★★★ Excellent!!!

この物語では、自然に存在する精霊たちと、その世界に暮らす人間たちを描いた物語です。

主人公の少年レアンは、とある惨劇により故郷を失い、惨劇を引き起こした存在への仇討ちを志すべく立ち上がりました。
もとは心優しい少年だった彼が、悲壮な決意のもと立ち上がる――――王道とはいえ、とても見ごたえがあります。

そして、大地に暮らす精霊たちと心を交わし、ともに歩む存在として契約します。
時に彼らに助けられ、時に彼らを助け、協力関係を築いていくうちに、いつしか少年レアンは大きな運命の渦へと身をゆだねることになるのです。

しっかりとした文体で読みやすいうえに、穏やかな場面も激しい場面もあり、どんどん引き込まれていくいい作品だと思います。

…………これだけべた褒めしたのですから、まさか読まないなんて選択肢はないですよね? ね?

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