概要
花嫁衣装に身を包みながらも、彼女は死にゆく人の顔をしていた。
妃が亡くなってからずっと独り身を通していた王が、突然後添いの妃を娶ると決めた。
王の息子は複雑な思いを胸に抱く。
新しく王妃となる女性は、亡くなった母にあまりにもそっくりであったから。
王の息子は複雑な思いを胸に抱く。
新しく王妃となる女性は、亡くなった母にあまりにもそっくりであったから。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!狂おしい程の想いは正しいのに、それぞれの愛し方は哀しいほどに間違ってる
親愛なる母が、その日、目覚めなかった。
まだ幼かった主人公は、ただ目覚めないだけだと思っていた。おはようのキスで、目覚めてくれると思っていた。この時は、目の前の『死』が理解できていなかった。
母が眠る棺の中に、父とともに、母が大好きだったミモザの花を供えた。母の死が実感となって襲ってきた。
主人公にとって、唯一の母がいなくなった瞬間だった。
それは、父にとっても同じ想いだった。唯一愛した女性がいなくなった……と。
時は流れ……。
未だに生涯愛した女性は彼女だけ……だと、独り身を貫いてきた父が、再婚することになった。連れてきた女性に愕然とする主人公。
何故なら、亡くなった母…続きを読む