メリハリのある展開と家族感がツボでした

世界の身勝手な「破壊」を阻止するために活躍する通称「破防班」の家族のお話。
ほのぼのとした義理の家族達の日常もゆったりしていて良いですが、そこに人の闇や身勝手な魔族による破壊……といった展開もあり。
まだ第一章までですが、とてもお話のメリハリがはっきりとしていて、すんなり読めました。
何より本作の主要人物達が形成する疑似家族の関係性が個人的に好きです。
創作物において「異形」は「友達」という触れ込みであっても人間と必ずしも対等な目線でないこともある一方、この作品は対等目線であることにこだわっているのかな、と感じることがよくあります。
種族、立場、年齢などがバラバラだからこそ成り立っているというのが伝わってくる家族の雰囲気が個人的にはとてもツボでした。
戦闘場面も程よいテンポで格好良いです!

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