ダークエルフ姉妹と召喚人間

　舞台は魔界
　ダーク・エルフの少女イルザ・アルザスは唯一の肉親である妹エルザの病を治すべく住処付近の湖へ薬草を探しに来ていた。
　しかし、妖精のいたずらにより森を彷徨うことになり、森を進むと古い祭壇がある広場へ出た。祭壇には宝玉が祀られており、その傍には探していた薬草があった。
　薬草を手に入れようとすると無意識のうちに宝玉に魅了され、触れてしまう。
　イルザは謎の光に包まれ目の前には一人の少年が現れると同時に右手に紋章が刻まれる。
　「あなたを守護すべく召喚に応じました。」
　そう告げる人間の少年グレン・フォードはイルザと共にこれから始まる、”妖精の輝剣”を巡る戦いに身を投じるのだった。

「小説家になろうにも掲載しております」