退廃的な雰囲気が漂う世界観ですが、きれいな文章でつづられていてとても読みやすいです。 荒廃しきった世界を描いている一方で、どこか童話のように柔らかい雰囲気も醸し出す不思議な良作です。
書評も始めました。よろしければご一読を。 https://book-recommend.com/author/104/
雨のかみさまは白いクジラの姿をしている——。 そんなお伽噺のような語りから始まるのは、過酷すぎる世界。 その世界が元はどんな形を、気候をしていたのか、知るものはいない。 一滴の水すら、食…続きを読む
神様というのは、人智を超えた存在で、人間がどうこうできるものではありません。ですから、「生き残れなかった人たち」も、「何故か生き残ってしまった」兄弟も、どちらにせよ神様の課す運命に翻弄されてそうな…続きを読む
くどくなく、しかし語りすぎるわけでもない特徴的な表現で作り上げられた世界観は、十分な想像の余地を残しつつ、わかりやすく読者の脳内に再現されることでしょう。そこに生きる人物たちにも、きっと生命が灯るは…続きを読む
退廃的な世界で生きる、まるで漫画のような世界なのだが、確かにそこには命の輝きがある。水も食料もない、神から見捨てられたような場所で暮らす少年の元に、2人の若者が現れる。彼等は…短編小説で…続きを読む
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