涙を咎めるものは何もない

寡黙な父と娘。泣き場所を探して家を出た父親と、両親から取り残されても泣けない娘。それをつないだのは何気ない居酒屋の店主。しんみりとした雰囲気の中で、お酒のようにじわりと広がっていく温もり。

ゆっくりと流れていく感じが心地よい作品でした。