ほわほわした世界にさっと陰る世知辛さ

主人公とモンスターののんびりとした会話が、非常に魅力的です。
しかし、モンスターの言葉の端々や、描写のちょっとしたところに、モンスターの生活大変さなどを感じさせられて、そこもまた印象的でした。
モンスターが生きていくことは出来るけれど、暮らしていくことは大変、そんなバランス感覚が、たまらなかったです。