語り手である「ぼく」の言葉も、それが向けられる「きみ」の気持ちも分かってしまうため、より切なく悲しく感じられます。しかし、ただ最後まで切ないという気持ちだけでは終わらない読後感が、また素敵です。
沖縄の隅っこの方で、ひっそりと活動中です。 主に人外(特に怪物や妖怪)物や、ワンシチュエーションのショートショート・中短編、会話劇や群像劇などを書き綴っていま…
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