オネェと一緒に冒険の旅に出かけてみませんか?

オネェが主人公の異世界モノ……?
それが最初のきっかけでした。

単純に物珍しいこともありましたが、初めの1話を読んで、主人公、いや、ヒロインの「レイさん」の独特の語り口の虜になってしまいました。薄暗く、それでいて妖しく咲く徒花一輪……いやまさに二丁目あたりの夜を彷彿とさせます。

客の忘れた謎のライターで一服……しようと思ったら、そこは異世界。

そこで出会ったどストライクのイケオジ鍛冶神にされたら嫌とは言えない。いや、そうでなくってもレイさんならお願いされちゃうんだろうなー、と話を読み進めるうちに納得しちゃう彼女(?)本来の包容力と優しさ。いけずな神様から面倒なお遣いを頼まれてしまいますが、そこもレイさんだからこそ。つい、頼りたくなってしまう男気(?)と人情味あふれるキャラについ惹きこまれてしまいます。

ビビりなところも、弱みが多いところも魅力の一つ。
ついつい、やったろうじゃなぁい!と言っちゃうところも可愛らしいところ。

文章の量もちょうど良い感じで、サクサク読めちゃいます。

読むべき作品に迷っているそこのアナタ!
オネェと一緒に冒険の旅に出かけてみませんか?

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