想像力が恐怖をかきたてる!

 日常に潜む恐怖を描いた作品。
 文章そのものよりも、その後、読者の方がどのように考えたのかで恐怖の度合いが違ってくる。つまり、想像力の世界だ。
 小生は……、現実的なストーカーよりも、現代版の「赤いちゃんちゃんこ」だと考えて背筋が凍った。そして最後の「ばれたか」というのは、きっと、あの声からのメッセージに違いない……なんて。
 
 是非、御一読ください。

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