概要
全ての介護従事者に、最大の感謝と尊敬の意を込めて
未知の生物、ハナミネコによるウイルス感染症で社会が一変した日本。
ワクチンを接種することができない高齢者を守るため、ハナミネコに対抗する介護職員「介護士」の国家資格がつくられた。
介護士を目指しているがなかなか合格しない看護師、多希《たき》は、担当患者のひとりである厚生労働大臣、佐々木橘子《きっこ》の地方訪問に同行することとなる。
訪問介護サービスと護衛を兼ねて同行する介護士、奈直《ななお》は、美青年だが掴みどころの無い謎多き人物。
多希は仕事を通じ、奈直の過去や介護士の置かれた状況を知ることになる。
ワクチンを接種することができない高齢者を守るため、ハナミネコに対抗する介護職員「介護士」の国家資格がつくられた。
介護士を目指しているがなかなか合格しない看護師、多希《たき》は、担当患者のひとりである厚生労働大臣、佐々木橘子《きっこ》の地方訪問に同行することとなる。
訪問介護サービスと護衛を兼ねて同行する介護士、奈直《ななお》は、美青年だが掴みどころの無い謎多き人物。
多希は仕事を通じ、奈直の過去や介護士の置かれた状況を知ることになる。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!銃と結界を武器に戦う、介護士たちの物語!
ハナミネコウィルスという感染症が蔓延する「現代日本」が舞台のお仕事小説。この感染症はハナミネコという虎のような謎の生物に噛まれることにより感染する。特にご年配の方が感染した場合、その致死率は高く、介護施設や病院では恐怖の存在だ。ハナミネコを防ぐには二つの方法しかない。結界によるハナミナコの侵入防止と、介護士に認められる特殊な銃でのハナミネコの処分だ。この結界は、ある一族しか発生させられないという。
介護士である男性主人公は、高齢女性で現在の厚生労働大臣の地方公務に同行することになる。地方では介護の現場の評価は低く、介護士という資格にも理解がなかった。そんな中、主人公が気にしていた裁判がニ…続きを読む