地球に穴があいたよ

作者 奥森 蛍

ドンガガさんと行く地底旅行!出会いがいっぱいの楽しい冒険へようこそ!

  • ★★★ Excellent!!!

ある日、地球に穴が開いちゃった…!
穴の中から現れたのは、なんと地球の裏側からやってきた遠い国の人たちだった!

…という、「んなあほな」と初っ端から笑いが止まらなくなる珍事から物語は始まります。
穴が開いたリトルフォレスト市の市長・ドンガガは、自分も地底へ潜って、地球の裏側へあいさつに行くことにします。
ドンガガと他の職員たちからなる、初めての地底探検がスタート!

そこで待っていたのは、マグマでも水晶でもなく、数多くの動物たちが繰り広げる楽しいイベントの数々。
テントウムシにスズムシ、ブタにフクロウに猿にウサギに…さらに、ドラゴンにエルフに巨人まで??
まだまだたくさん。書ききれません。本当に、たくさんの出会いがドンガガを待っているのです。

命の危険も何度かありましたが、人柄の良さでなんとか切り抜けていきます。
笑いもいっぱい、ドキドキハラハラもいっぱい。
ひとつひとつの出会いを大切にし、誰に対しても常に誠実に尽くすドンガガの姿がとても素敵です。

発想はどこまでも自由に。楽しむ心に限界はない。
そんなことを改めて感じさせてくれるお話です。
いい方向に突き抜けたアイディアが次から次へと飛び出す、作者の柔らかな思考には毎回驚かされてばかりです。

こんなに楽しい児童文学、子供たちも読まないともったいないですよ!

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