徹底された無駄のなさと、掻き立てられる想像力

これはすごい、と言わざるをえない、凄まじい作品でした。
風景が最初に捉えられ、緊張感が高まり、そして満を持して、しかし最短コースで戦闘描写に至る。
そしてその後に描かれる、二人(一人と一体)の最期の心の遣り取り。
『死』と『死に至る宿命』いうものを、素早く、しかししっかりと刻み込んでくれる、素晴らしい作品でした。

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