「人間が好きじゃないと小説は書けない」という定説を打ち破るべく立ち上がった人間嫌いの勇。 厭世家による、厭世家の為のエンターテインメント「厭為」を目指します…
読後に残るのは、ラムネを開栓した時のビー玉が、深く蒼い炭酸水に潜る鮮やかなイメージと、真夏日に灼熱の道路を濡らす甘い味だ。とても良かったです。
保育園からの幼馴染の、ひろ花とユキ。離れてしまっても、全ては、幼い頃に交わしたあの約束の為に——。目の前にありありと浮かぶ情景描写がとても素敵です。ユキの、静かながらも、熱い、一途な想いに心惹…続きを読む
いちごのショートケーキは、いちごが少し酸っぱいからこそ美味しい。だがこの物語は、徹頭徹尾甘いのだ。なのにどこを切り取っても美味しいのだ。ラムネのように爽やかで、水菓子のように瑞々しい。とても夏…続きを読む
保育園から一緒で、ずっと好きだったユキ。変わり者で、女顔でガリヒョロもやし宇宙人眼鏡verなんて呼ばれて。だけど彼は絵が上手です。そしてとても素敵です。素敵なんです。ネタバレになるので詳しく…続きを読む
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