幼馴染みで家も近く(というか同じマンション!)て、仲良しで。だったらもう、恋が生まれないはずがないのです。いつもはあだ名で呼んでいるけど、本当はちゃんと呼びたい、あなたの名前を。高校生らしく、ドキドキして、甘酸っぱくて、切なくて。大人が置いてきた恋がここにあります。
距離感が近い幼馴染という関係は、恋愛感情が生まれた途端に複雑に。気持ちを伝えてしまったら、壊れてしまう絶妙な関係性。それでも幼馴染としてじゃなく、あだ名じゃなく。恋人として、名前を呼びあいたいーー。すごく切なくて、甘酸っぱい恋の物語でした。幼馴染だからこその葛藤とか微妙な心情とかがありありと伝わってくる、素晴らしい小説だと思います。ステキな物語をありがとうございました。
幼馴染四人の恋模様。個人的にこういう話は大好きです。気兼ねなく話せる、幼馴染としての近い距離。だけど恋心に関してだけはなかなか言えないもどかしさ。しかもそれが四人もいると、それぞれの気持ちがどこへ向いているか想像する楽しさも出てきます。四人それぞれの動きにドキドキしながら、想いの行方を見守っていきました。
いつも仲良しの、男女四人の幼馴染。高校生になって、恋心が芽生えて。だけど今の関係を壊したくないから、中々気持ちが伝えられない。大好きなアイツと、名前を呼び合えるような仲になりたいのに。幼馴染四人がとても丁寧に描かれていて、甘酸っぱい恋心や切ないすれ違いは読んでいてドキドキしました。この恋は成就できるのか?それとも……
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