社会問題に著者が鋭く切り込む。

タイトルは『すしプロ』
主人公は日本を知るために留学してきた韓国人大学生と、韓国にネガティブなイメージを持つ女子高生。

タイトルとあらすじを拝読し、仕事に関する小説か、青春ジャンルの作品だと思っていました。
韓国語で書かれているセリフも新鮮に感じました。

読み進めるうちに、日韓問題を含む日本の外交や、反日や政治に関することが詳細に描かれていて、これはじっくり拝読するべき作品だと思いました。

私は社会問題に疎いので、韓国に対して特別な感情は抱いていません。
正直、様々な民族問題も作品を通じて知ったほどです。

この作品を通じて著者様が読者に投げかけている問題。
果たして『対立』なのか『友好』なのか。
どうすれば双方が歩み寄れるのか。

個人的な意見とすれば、隣国との対立は望まない。友好を願いますね。

平和な世界であって欲しいと。
それだけを願います。



(XII よし――分かった まで拝読後のレビュー)



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