バトル要素がいっぱいの熱い中華ファンタジー!

小説概要に『三部作の第一』とありますが、キリの良いところまで読めます!
本作だけで「1つの物語を読み切った!」という満足感を得られました☆

物語の舞台は、市井の人々は権力者に虐げられ、多くの人が今の治世に不満を持つ社会。
冷伯と芝蘭は武勇にすぐれ「武龍の双侠」と人々に呼ばれていた。
あるとき、ふたりは比武大宴という武術の各派を統括する盟主を決める大会に参加した。しかし、官軍が突然あらわれて……

家族の関係や社会的な立ち位置など、登場人物の設定が古代中国らしさにあふれてます。
最近、中国時代ドラマ沼にどっぷりハマってる私としては、嬉しいかぎり!
武侠ドラマにでてきそうなキャラが魅力的なのはもちろんなのですが、神さまにゆかりのあるキャラも登場するのも面白いです。

本格的な中華小説をお探しの人に、とくにオススメ☆