目に見えるもの、ふれるもの、全てに誤魔化されるな

学校の健康診断にひっかかり、病院の待合室で待っていた主人公の荒井龍太。
受付で名前を呼ばれ、立ち上がり……。
そして。
異世界としか思えない場所で『勇者』と呼ばれて世界を救う旅に出ることに……。

現在024話『百三〇の死』を読了したところです。最新話です。まだ序盤です。

このお話を「今」お勧めしたいのは、まさにそう。序盤だから。

龍太が『居た』世界も、どうやら「訳あり」っぽい。龍太が『来た』世界も、どうやら「訳あり」っぽい。

目次を含めたすべてに伏線が仕込んであるように見えるし、物語の端々にも謎がちりばめられている状態です。
それを頭の中で「……むむ、これは」と思いながら読み進める楽しさ。
「えええー。今日はここでおしまい?」と、掲載を追うが故のもどかしさ。

それを是非、味わって頂きたいっ

この作者様。伏線回収の妙は、別作品の『鬼討』でも証明済み。
ご一読あれ!

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