台詞が上手いです。二人のやりとりが、テンポが良くウィットに富んでおり、読んでて飽きません。また、地の文も淡々としていながら、映像をイメージしやすくとても読みやすいです。恋愛も大冒険も人間関係のドロドロも出てこない。当たり前だけどかけがえのない日常風景。
ミキちゃんの心情が豊か。小さな動きにも丁寧な心理描写がつくから、そう思わせるんかな…。 ぶきっちょでカッコつけるけど、どこかカッコつけきれない…そんなミキちゃんがとても好きです。 作品から受け…続きを読む
この物語の概要は、タイトルがそのまますべてを言い表しています。「女の子が」「海に行く」お話なんです。行った、ではなくてこれから行く。 海に行くという行動が物語上で重要な意味を持つのかといえば、…続きを読む
「海行こう」「いいねー」みたいな会話は若い時分にはよくあって、だいたいそういう会話が発生するのは天気のいい日だったりします。 本作「女の子が海に行く話」でもそれは例外でなく、冬の晴れた放課後の屋上…続きを読む
レビューもなにも、もう「本編読め」でいいじゃない。 そんなお話。とても好き。まっすぐで、爽やかで、みずみずしい。本当にまっすぐなものだから、レビューであれこれ書くのもなんかもう違う。あっこれ本編…続きを読む
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