凄いと思った。読者を話の中に引き込む吸引力、展開が読めないにもかかわらず滑らかにストンっと心に落ちる構成力、そして、思わず部屋で一人唸ってしまうほどの圧倒的な文章力。いやーやばいですね、これ…続きを読む
誰か、人に、巨大な苦しみ、不安を与えられ、本当の自分を見失った。それにさえも自分で気づかないくらい心を閉ざし、なにも感じない。けれど本当の自分を取り戻す助けをしてくれるのは、やっぱり、手を握ると握り…続きを読む
人間は綺麗なものが好きな反面、汚いものにも同様に惹かれますが、今作はそのバランスが絶妙でした。例えば甲斐荘楠音の絵を見る時の感覚に似て、「汚い、おぞましい、でも目が離せない」と読み進めてしまいます…続きを読む
現在、37話目の段階でのレビューとなります。この作品、まだ5話目あたりの時から読ませて頂いております。まず最初にあまりの文章の巧さにただただビックリします。表現や比喩の書き方が心情やその場…続きを読む
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