さらりと入り込める導入で読み進めるうちにいつの間にか底の見えない沼の中にいる、そんな物凄い吸引力のある作品でした。登場人物がことごとく闇の中にいて、明確に説明されるまでもなくそれぞれの苦しさが読み…続きを読む
この小説を読んで、表現するべき言葉に随分と悩みました。今回、書籍化に併せてカクヨム版も再読をしましたのでそろそろ言葉をひねるべきだろうと。しかしこれが難しい。カクヨムコンを勝ち抜き、大賞を勝ち…続きを読む
とにかく頭の中が混乱するくらい、たくさんの情報がぎゅぎゅっと凝縮された作品だ。あたかも子供がおもちゃ箱に自分のおもちゃを無造作に押し込む時のように、整然とした文章でありながら、雑然としている。…続きを読む
かなり前に途中まで読んで中断し、再開出来なかった作品なのですが、今回カクヨムコンに参加しているとのことで最初から読み直しました。中断した時点で★3&レビュー確定の読み応えがあったため、正当な評価が…続きを読む
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