この小説の魅力は、キャラクターと、キャラクター同士の関係性です。個性的でどこか歪んでいるキャラクターたち。幾重にももつれ絡まり合い、事件が起こっては度々変化する関係性。一度沼にハマってしまえばと…続きを読む
第一に、90話に及ぶ物語を綺麗に完結させた作者の力量にただただ感服。 等しく愚かな女たちが牢獄という閉鎖空間で繰り広げる壮絶な殺伐百合。殺伐も百合も単なるアクセントではなく、「殺伐百合」とまと…続きを読む
最後まで緊張感を持って読みました。今あとがきまで読み終えて、余韻とともに寂寥感に胸が支配されています。それだけこの物語のキャラにどっぷり感情移入してしまいました。この作品に出会ったきっかけは、…続きを読む
殺伐百合は読んだことあったんですけど、ここまで黒いのは初めてでした。それぞれが自分の欲望のためだけに動いているので、ドロドロしていてそういう雰囲気が好きな人は堪らないでしょうね。自分は黒すぎる話…続きを読む
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