一癖どころか三癖、四癖、もっとそれ以上。クレイジーなやつしかいない。主人公もそんな手合い。そんな違和感を感じつつ読む。でもすぐ慣れる。みんな迷宮に呑み込まれる!
手慰みに小説のようなものを書くのが趣味です。
夢中になって読んでしまった。
乾きと湿り気、冷たい血と温かい涙、凍るような目つきと優しい笑顔が物語のなかで同居し混じり合う素晴らしい作品。さっきまで隣で喚いていた男が、今朝は同じ布団で寝ていた女が、愛おしく感じた友…続きを読む
古きよきダンジョンRPG、ウィザードリィを彷彿とさせる。ベースはワードナの迷宮か。甘過ぎず、辛すぎず、先の展開への不安を感じさせない作品。主人公の安定感が心強い。
英雄や勇者とはほど遠く、奴隷の主人公は真面目で軽くてドライ。絶望せず、かといって希望もなく迷宮を生き延びる姿は、社蓄にも似て。「あの頃」の空気がここにある。こういうのでいいんだよ。
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