主人公は奴隷です。しかし、達観して現実的に物事を考える能力を持ってます。最大の長所だと思います。次々と襲いかかる難題を知恵と行動力で解決して行きます。おもしろい私なら一階で死ぬ自信はありますよ。
迷宮の仕組みや世界観のご都合主義もなく、淡々と生きていく人々のドラマが面白い静かに魅せる作品
清々しいほどの生き汚さ。持たざる者が持つ物は知恵と借金と人外に成りつつある躰。足掻けば足掻くほどそれらは積み重なる。この小説を読みながら自身に問う。ここまで足掻けるか?それがこの小説の一番の面白さだ…続きを読む
迷宮パートと街パートで交互に話が進むが、それぞれに良い点があって飽きずに一気に読めます。続きを期待しています。
少しずつ出来る事が増えてはいるものの、弱い主人公が、客観的に物事を見る力/最善を考える力を生かしてどうにかこうにか生き残っていていくシビアで現実的な物語。一話一話とても読み応えがあります。いつも…続きを読む
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