東京、下町、錦糸町。「うまい棒が一万本」って10万円? 何が起こった?

東京には用事があって出かけることもあるが、
博物館を除けば、ろくに観光した試しがない。
時代小説を読むから、地名は割と知っている。
昭和の下町の風情というのはよくわからない。

そんな「東京・下町の初心者」の私が読んで、
ふらっと飲み歩きに繰り出してみたいだとか、
うまい棒の巨大な看板を拝んでみたいだとか、
錦糸町というまちにあれこれと興味を持った。

錦糸町に馴染みの深い作者が思い出をまじえ、
愛すべき下町の変遷と現在を語る前半部分と、
タイトルにある「うまい棒が一万本」を巡り、
地元で実際に起こったイイ話である後半部分。

次に東京に行くときは錦糸町も歩いてみよう。
スカイツリーも結局まだ行ったことがないし。

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