エロラノベ先生に翻弄されちゃってもイイですか?

オタク文化に全く馴染みのないエリカが偶然憧れの教授がラノベ作家であることを知ってしまう。初めは拒否反応を示すエリカでしたが……
ラノベに対し熱弁をふるう南雲教授に思わずツッコミを入れたくなったり、なるほどと頷いたり、気がつけばエリカと一緒に翻弄され、夢中になって読みました。
サクサクとテンポが良くて嫌味のない文章なので安心して読めました。
小説投稿サイトの様子や、大学や卒論の空気もどこか懐かしく感じました。
少しづつ近づいていく二人の距離。
最初は変な人だと思っていた南雲先生でしたが、最後の方では「あれ、ひょっとして格好良い?」なんて思ってしまいました。
笑ってハラハラして楽しめて、ラノベについても詳しくなるかもしれない?そんなお話です。

その他のおすすめレビュー

深水えいなさんの他のおすすめレビュー254