書くことも読むことも好きです。
不思議で懐かしい作品でした。子供の頃、いつまでも続いて欲しいと願った神社の祭り。その場所から実際に離れられない子供たちもいる。少しの恐ろしさも感じる、ノスタルジックなお話でした。
少女が迷い込んだのは、夏祭りの屋台通り。だけどここは……どこかがおかしい。「お前、いつからここにいる?」そう声をかけてきたのは、狐の面をかぶった少年。彼に名前を聞かれた少女は、さくらという名前を応…続きを読む
祭の日の夜は、光と闇が溶けあう時間。まして鳥居の先にあるお堂付近であればなおさら……。ハレとケの混ざり合う空間で、子どもたちは彼我の境をさまよう。とても幻想的な物語です。
自分の世界はお面の内にあるのか外にあるのか
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