次々に起こる理不尽な死。読み進める内に浮かぶ疑問に、思わず推定したり推理したりしてしまうが、その時には既に、読んでいる自分自身も物語に呑まれてしまっていることに気付く、不気味なお話。https://twitter.com/Agano/status/971682513700642816https://twitter.com/Agano/status/977568670887985152
続きを読むのがずっと怖くて忘れようとしていた記憶を無理やりこじ開けて今更ながら最後まで読み通しました。ひたすら心の弱い自分を恥じるばかりです。物語を愛するすべての人たちへの、これは一つの教訓です。
良質なホラーですが、ホラーの枠に収まらない作品です。前半、ある怪異が徐々に形を持ってゆきます。どのようにして人が心の闇に取り込まれ、怪異に力を与えてしまうのかが、洗練された筆致で丁寧に、しかし、…続きを読む
「連続殺人事件」という言葉がある。言うまでもなく、同一犯によって短期間に連続して行われる殺人事件を意味する単語である。ホラーやミステリなんかではよく耳にする、定番とすら言える概念ではあるが、現実…続きを読む
おにぎりスタッバー、ひとくいマンイーター、6番線に春は来る、と3冊の本を出しているプロ作家の新作。それもホラー。心霊現象でビビらせてくるスタイルではない。ホラーはホラーでもホラーサスペンス。ファイナ…続きを読む
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