社会死

ところで、死亡の判断は、医師による死亡の三徴候「心臓拍動停止、呼吸停止、瞳孔散大・対光反射停止」の確認によって行われます。また「社会死」と「社会死の6つの基準」もあり、6項目の方は省きますが、社会死は、頸部または体幹部が切断、腐敗・炭化・白骨化といった明らかに死亡している場合です。

「スナップドラゴン」では、頸部及び体幹部が切断されている状態ですので、社会死といえるでしょう。逆に、医師は瞳孔散大・対光反射停止を確認しての死亡の三徴候からの判断は出来ない状況ではありますね(この場合、医師は死亡宣告が可能なのかは知りませんが)。

社会死として、殺人もしくは傷害致死で裁かれても、現行の司法の上では何もおかしくはない。死体損壊でも同様でしょう。それで、話としては、現行の司法での取り扱いはそれはそれとして、今後はどうするのかという振りの話でしかないよねと思いました。ミステリー?

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