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『ハロー、ハロワールド!』

ツイツイ口にしたくなる、そんなリズム良いタイトルの乗っかってみると、飛び込むハロの世界。

ハロの世界ってなんだ?

それはページを捲ってのお楽しみ。

高校に進学しても、なーんも、パッとしない主人公が、さらわれたピィちゃん(愛犬?)を追って異世界へ!

異世界って言っても中世ヨーロッパじゃないよ。
……フフフ、君は、いつから「異世界」は「中世ヨーロッパ」だと思ってた?

ここはハロワールド。

田村凛子は全然勝手の違う世界に翻弄されながらもピィちゃん目指してまっしぐら!

一人称でリズム良い地の文と、単純予測不能なキャラクター達と物語に、最後の一コマまでホップ・ステップ・ジャンプ!

どうして、ピィちゃんは、凛子の許へやってきたのか?
そして、犬ドロボーの正体は?

ラストに向かって物語は展開し、着地は素敵な読後感。
ニッコリ笑えるSFファンタジー。

途中まで読んでたけれど、完結待って一気読みしちゃいました。
素敵な物語をありがとうございました〜!

またいつか『ハロー、ハロワールド!』

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