まずは専門的な事が細かく書かれ、描写が素敵です。 特に40mmマクロの単焦点レンズを使って撮った写真についての描写は、少しでも一眼レフを使った人間なら「わかる!」と膝を叩く事請け合いでしょう。 これから主人公がどういう写真を撮って行くか、とても楽しみな作品です。劇中のおじさんたちの目線そのままですね(汗)。 ちなみに拙作『デジタル一眼レフカメラのススメ』も一緒にご覧になると、多少は情報のサポートになると思いますので、良かったらご一読を。(ダイマ♪)
デジタル一眼レフが普及した今の世の中でも、高校生の頃は校内行事で親の一眼レフを持ってくる友達がとても羨ましく感じたことを覚えています。主人公が羨ましい!そう思いながら読んでいました。 私も時が経って写真を始めてからというもの、ああ一眼レフってこんなに綺麗に撮れるのか、高校生の時の写真もこんなに綺麗に撮れたなら良かったのになどと思った次第ですが、主人公には是非この青い春という季節を克明に切り取って欲しいと願わんばかりです。 体験談ばかりになってしまいましたが、素晴らしい作品をありがとうございます。続きが読みたいです。
主人公の高校生『遠野瑞稀』は、一冊の雑誌との出会いから、一眼レフカメラを趣味にしようと決意して家電量販店へと足を運ぶ。 しかし、高校生である瑞稀にとって一眼レフカメラは高嶺の花であり、諦めざるを得なかった。 意気消沈した瑞稀は、諦めきれずにネットで近所の中古カメラ店を探すのだが、検索結果は1件だけ。 それもカメラ屋らしからぬ店名に、戸惑いを隠せない瑞稀ではあったが、行ってみる事に。 それが瑞稀とカメラだけでなく、様々な出会いのきっかけに繋がるとも知らずに……
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