迷宮の奥の奇妙なお茶会。お菓子の歴史を紐解くほのぼのファンタジー。

ある日突然、部屋の鏡が異世界と繋がってしまった。
鏡を潜った先は迷宮の最深部。
ごくふつうの女子高生である瑠璃は、死にかけていた迷宮の主・ブラッドガルドにチョコレートを与えたことをきっかけに、たびたび彼のもとに足を運んでお茶会を開くようになる……というファンタジー系の日常もの。

ドーナツ、クッキー、マカロンと、瑠璃は行く度に異なるお菓子を持っていき、その特徴や成り立ちをブラッドガルドに(半ば強要されながら)解説していきます。
お菓子にも歴史あり。二人のかけあいに和みつつ、知識モノとしても楽しめます。

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