色をなくしたあなたの瞳、紅差すように私の心を添える日を待ち望んでいます

どうしてこうなってしまった?
事実の羅列は求めた答えにならない。

それでも募る想いが確かにある。
だからわたしは鉛筆を尖らせた。
あなたに返すため、私にふさわしいモノにするために。

こころのなかの黒炭色は罪科の痛みか、育ちかけた想いの熾火か。
あなたにもらった桜色にこの胸が染まれるその日を待ち焦がれる。

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